辛子バターのサンドイッチ

3月が瞬く間に過ぎている。今月10日にこっそりオープンした「深川珈琲店」店主が焙煎した豆を飲み始めてかれこれ14年ぐらい、当初は焙煎所で豆の小売りをしてた形から、小売店が新たにでき、隣におやつが焼けるスペースもあるプラス店、12月の感謝祭にはうちのパンとおやつの販売をそこでするのが恒例イベント。そんなご縁もあり、今回喫茶店のメニュー考案に関わる事に。

サンド食べ比べ

まずは、「喫茶店らしい美味しいサンドイッチを出したい」とお題をいただいたが、教室でほとんどやった事もなく、コメダにも行ったことさえない私。どうしたものかと、自分の美味しいサンドイッチの記憶を辿る。1番は20歳の頃に食べた、ハムときゅうりのサンドイッチ。鼻にツーンとくるほど辛子を効かせたやつで、衝撃的な味だったのが忘れられない。それからはバターに必ず辛子を効かせて、サンドを組み立てる習慣ができた。具材はやっぱり定番の卵、きゅうり、ハム。嫌いな人はあまりいないと思うし、食べ慣れた味だからこその難しさもある。ここは上質な材料でのぞめばそこそこ美味しいし、最後の決めては食パンの厚みと具のバランスだろうなとイメージ。いつも通りのやり方で試作スタート、よく切れるパン切り包丁を持参し、パンの切り方レクチャーから。道具良ければたいがいの難所はクリアできる。

パンの断面に丁寧にバターをぬり、具を挟み少し寝かせてからカット。作りたてをお客さんに出した方が美味しいと、カフェ営業経験者から助言をいただき、そのままを伝える。ゆっくり出来上がるのを待ってくれる、そんな常連さんが集うお店にしていけばいい。

最後はパンの耳を落とすか、落とさないか少し意見はわれたけど、鋭い味覚と嗅覚の持ち主の一言がさすがだなと思った。「パンの耳を噛み続けるとパンの甘さが勝ってしまい、具材の味が少しボヤけるね」と。焙煎者、さすがです!

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