年に一度はメニューに組み込む食パン、シンプルな配合で焼きあがりにも個人差がでやすく、教える側として1番難しいと感じるカリキュラムだ。
うちでは短時間で焼き上がるように、1斤型より少し小さくて底面積があるものを使用する。手捏ねしやすい量になるので一石二鳥、4時間で捏ねてゆっくり発酵、焼きあげるスタイル
とにかく生地作りはしっかり、小麦粉のグルテンを引きだしてやらないと食パン型で焼く意味がない。ある意味パン作りの醍醐味を感じれるし、達成感と軽い有酸素運動(汗)手捏ねは体力勝負だなぁと感じる
黒糖は甘いイメージかもしれないけど、風味がつく程度で味は普通の食パンと遜色なし、しっとり感が明らかに違う。サトウキビの絞り汁を煮佛濃縮、加工精製されてない自然の甘さはとにかく優しい、だけど生地に入れ過ぎるとまとまり辛いので、生徒さん仕様に配合を考えて何とか捏ねれるように。黒糖水も今回は配合してみた。そんな手捏ねパン教室ならではの調整が難しくもあり、やりがいでもあったりする。